世界140以上もの国に広まっている『モンテッソーリ教育』ですが、モンテッソーリ教育の自発的で子どもの感覚を伸ばす方針が世界をリードする人を何人も輩出しています。

Googleの共同創業者:セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ

2人は、幼い頃に受けたモンテッソーリ教育で、自ら考え、行動すること、疑問に思ったりすることがGoogleの成功につながったと語っています。

また、ペイジは「決められたルールや学校秩序にとらわれず、世界で何が起きているかを追求し、なにか違うことをしてみようと自分で意欲的に考えるトレーニングになった」と述べています。

Googleの文化には、1週間のなかで20%は自分の仕事以外のことをするという『20%ルール』というものがあります。

これは、モンテッソーリ教育の自発的に何かを学んでいくという方針に影響を受けているといわれています。

 

Amazon創業者:ジェフ・ベゾス

世界最大の資産家であるベゾスは、幼少期から様々な科学的関心を示しており、あまりに集中力がすごかったため場所を移動させるのに机と椅子ごとベゾスを動かさなければならなかったという話もあります。

 

マネジメントの父:ピーター・ドラッガー

現代経営学の発明者であり、『マネジメント』の著者であるドラッガーは、他人からは未来学者と呼ばれたこともありましたが、自分では「社会生態学者」と名乗りました。

ドラッガーは著書のなかで“自立した組織”を論じ、「成果をあげる責任あるマネジメントこそ全体主義に代わるものであり、我々を全体主義から守る唯一の手立てである」と述べています。

 

Facebook創業者:マーク・ザッカーバーグ

世界の10億人が使用するSNSサイトであるFacebookの共同創業者であるザッカーバーグは、立ち上げ当初から「自由で公然とした情報の利用を可能にすべきだと考えていた」と主張しています。

 

『アンネの日記』著者:アンネ・フランク

おしゃべりで長い間じっと座っていられない性分だったアンネは、第二次世界大戦中、オランダがドイツ軍に占領されると潜行生活を余儀なくされましたが、隠れ家でのできごとを書き続けた『アンネの日記』が60以上の言語に翻訳され2500万部を超える世界的なベストセラーになりました。

 

棋士:藤井聡太

プロデビューから無敗の29連勝という記録を打ち立てた藤井は、5歳の頃「駒落ち定跡」を読み書きができなかったが符号だけを頼りに読み進め1年で完全に理解、記憶したといわれ、最年少棋士記録を更新しました。

 

その他にも、数多くの著名人を輩出しています。

イギリス王室:ヘンリー王子、ウィリアム王子、ジョージ王子

政治家:オバマ前大統領、ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン、

俳優、女優:ジョージ・クルーニー、ヒュー・グラント、ダコタ・ファニング、メリッサ・ギルバート

歌手:ビヨンセ、テイラー・スイフト

実業家:ビル・ゲイツ、ジミー・ウェールズ、キャサリン・グラハム

発明家:トーマス・エジソン

 

多くの著名人も学んだモンテッソーリ教育の教具と活動(おしごと)の一部をご紹介します。

▶モンテッソーリ教育の教具と「おしごと」